小葉 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2020-03-05T10:08:50+09:00","","") ''小葉''とは、[[器官]](臓器)などを[[葉]](よう)というかたまり状の部分に分けるとき、1つ1つの葉を更に細かく区分するときの単位(1つの臓器がいくつかの葉に分かれ、それぞれの葉がいくつかの小葉にわかれる)。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|小葉 |しょうよう | |>|英語|lobule * |''ロ''ービュール | |ラテン語|単数|lobulus |ロブルス| |~|複数|lobuli |ロブリ| | * | 葉 lobe に、 -le 小さいものを表す語尾(指小辞 ししょうじ)がくっついた言葉 |f 葉や小葉は、臓器(器官)の構造を区切るときに使う呼び方で、肉眼や顕微鏡でみたときに、構造に区分が見られるときに使う。器官の区切りは、切れ込み(=[[裂]]、[[溝]]などとよばれる)が入っていて、外側から葉と葉の境界がはっきりわかる場合もあるし、臓器の外側から見てもわからないが、臓器の断面でみると、臓器を包む[[結合組織]](=[[被膜]]など)が臓器の内部まで入り込んでいて、葉や小葉の境界となっていることもある。 ** 葉と小葉で区切られる器官の例 [#ue8d2f8d] - [[腎臓]] - [[唾液腺]]や[[膵臓]] - [[肝臓]] > カテゴリー: [[形>category/形]]