紡錘 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

#author("2018-01-27T12:31:52+09:00","","")
#author("2018-01-27T12:32:53+09:00","","")
| [[紡錘]]は、[[紡錘形]]から参照されています |f

 解剖学で'' 紡錘''とは、紡錘形をしたものに付ける名前。紡錘形とは、細長い棒状で、真ん中が太く両端が細い形。たとえば、カツオやマグロの体型が紡錘形。
 解剖学で'' 紡錘''とは、紡錘形をしたものに付ける名前。紡錘形とは、細長い棒状で、真ん中が太く両端が細い形。たとえば、イルカやマグロの体型が紡錘形。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[紡錘]] | ぼうすい |
|>|英語|spindle |ス''ピ''ンドゥル |

 &size(24){紡錘};のことを&size(24){紡錐};とは書かない。&size(24){錘};と&size(24){錐};は違う形を表す字で、錘は中央が太くて両側が細くなっている「紡錘形」なのに対し、錐は一方向が細くとがって反対側が太くなっている「円錐形」を指す([[錐体]]を参照)。

|361|c
|&ref(spindle2.jpg,nolink,紡錘(糸をつむいでいる人));|
|  ''写真:糸をつむいでいる人。左手には、まだ糸になっていない繊維、右手につむがれた糸が巻き付いている紡錘を持っている。エジプト、2012年''((Source :[[Man of Egypt using a drop spindle>http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Man_of_Egypt_using_a_spindle_whorl.jpg?uselang=ja]], Authoer: Peter van der Sluijs. Reproduced. Permission: GFDL, CC-BY-SA-3.0,2.5,2.0,1.0. この画像は [[GFDL>http://www.opensource.jp/fdl/fdl.ja.html]]、クリエイティブ・コモンズ [[表示-継承 3.0 非移植>http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]、[[2.5 一般>http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5/deed.ja]]、[[2.0 一般>http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0/deed.ja]] または[[1.0 一般>http://creativecommons.org/licenses/by-sa/1.0/deed.ja]] ライセンスに従って再利用可能です ))|f

 紡錘のもとの意味は、羊毛などのかたまりから、より合わせて糸をつくる(つむぐ)ときに使う道具で、昔の言葉で「つむ」ともいう。糸をひっぱりながら、ねじりを加え、できた糸を巻いておくのに使う細長い糸巻き。実は、紡錘そのものは紡錘形をしておらず、糸が巻かれると紡錘形にみえるようになる。

 [[筋紡錘]]、[[紡錘細胞]]、[[紡錘状筋]]など。

> カテゴリー: [[形>category/形]]
 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。