陰嚢 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
''陰嚢''とは、男性の[[股]]のところ、[[陰茎]]のすぐ後側、[[会陰]]部の前にある、[[皮膚]]が垂れ下がった部分のこと。陰嚢の中には、[[精巣]](睾丸)と[[精巣上体]](副睾丸)が入っている。 |3|2|5|6|c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|陰嚢|いんのう| |>|英語|scrotum|スク''ロ''ータム| [[精巣]]は[[精子]]を作り、[[アンドロゲン]](男性ホルモン)を[[分泌]]する[[器官]]だが、[[精子発生]]は、体温よりも低い温度でないとうまく起こらないため、体外に飛び出した陰嚢内で、冷やすようになっている。 陰嚢の皮膚には[[汗腺]]が多く、[[皮下組織]]には[[平滑筋]]が発達し、これが縮んだときに、皮膚にしわがよるようになっている([[肉様膜]]と呼ばれている)。これらは陰嚢が冷えやすいように。また、肉様膜よりも[[深層]]には、[[精巣挙筋]]という[[骨格筋]]があって精巣を包んでおり、精巣を腹腔のほうに引っ張りあげることができる。 陰嚢は、[[女性生殖器系]]の[[大陰唇]]と[[相同器官]]である。 #clear > カテゴリー: [[男性生殖器系>category/男性生殖器系]] | [[腹部>category/腹部]] | [[皮膚>category/皮膚]] > カテゴリー: [[男性生殖器系>category/男性生殖器系]] | [[外皮系>category/外皮系]] | [[腹部>category/腹部]] | [[皮膚>category/皮膚]] | [[体の部位>category/体の部位]]