マイクロメートル

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

ミクロンµm でこの項目を参照しています

 マイクロメートル(µm)は、長さの単位。1マイクロメートルは、1メートル(m)の100万分の1の長さ。1ミリメートル(mm)の1000分の1の長さ。10のマイナス6乗 メートル。

言語表記発音、読み方
日本語一般マイクロメートルマイクロメートル
ミクロン *ミクロン
略語µm、μmマイクロメートル
英語micrometerマイクミター
* いまはこの言い方は使われなくなった。単位をSI単位系の言い方に統一したため。また、"ミクロンメートル" は間違った言い方

 1マイクロメートルの1000分の1は、1 ナノメートル(nm)。

解剖学で出てくるマイクロメートル程度の大きさのもの

  • 普通の細胞の大きさは、数マイクロメートル~数十マイクロメートル。
  • 顕微鏡組織をみるときに、組織をあらかじめ薄切りしておくが、この薄切り標本の厚さは、数マイクロメートル程度。
  • 溶液を滅菌するため、目の細かいフィルターを通して菌類、細菌類を除くときの、フィルターの穴のサイズは、0.22マイクロメートル(=菌類、細菌類のほとんどはこの穴よりも大きい)。

カテゴリー: 単位 | 長さ

 
 

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