間膜 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』～ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ～
 

　間膜とは、腹腔内臓などで、ある器官と別の器官や腹壁などをつないでいる薄い膜のこと。折り返された腹膜からできている。

※ 英語（ラテン語）名は、ものによって異なっている。meso- あるいは mes- がつくと、その器官についている間膜を指す名前になることが多い。例） 腸間膜は mesentery、結腸間膜は mesocolon、卵巣間膜は mesovarium など
※ 一方、 子宮広間膜のように ligament と呼ぶこともある。
言語表記発音、読み方
日本語医学間膜かんまく

　器官の表面を腹膜がおおっているとき、その腹膜が器官の表面から離れて別のところにつながる際にできる、膜だけがひだ状になった部分ともいえる。器官の位置をゆるく固定したり、その器官につながる

　間膜は腹膜が2層になって、その間に血管やリンパ管、少量の脂肪などが通る。

間膜の例 †

カテゴリー: 一般構造

 
 
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