骨膜 のバックアップ差分(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2012-01-28 (土) 08:41:44)
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''骨膜''とは、[[骨]]の表面を覆っている白くて薄い層のこと。主成分は[[コラーゲン線維]]で、これがびっしりと詰まって頑丈な膜のようになっている。[[密性結合組織]]に分類される。 骨膜は、[[関節軟骨]]の部分にはない。[[骨]]に[[靭帯]]や[[腱]]がつく場所では靭帯や腱をつくる[[コラーゲン線維]]と一体化する。骨膜をつくっているコラーゲン線維の一部は骨内部に入り込んでいるので、骨膜は骨の本体からはがれにくい。骨内部から骨の外側に向かって生えているようなコラーゲン線維の束を、[[シャーピー線維]]と呼ぶ。 若い骨では骨膜の一番内側、骨の本体と接する層には、骨をつくる[[細胞]]が列をなしてならんでおり、骨が成長にともなって太くなるときはここから骨ができてくる。