上肢帯 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 上肢帯(じょうしたい)とは、上肢を支えるのうち、上肢そのものではなく、体幹(胴体)の側にある骨、つまり、肩甲骨鎖骨がつくる骨格のこと。上肢にある骨は自由上肢骨という。上肢骨(上肢の骨格)というと、ふつう自由上肢骨と上肢帯をあわせたものを指す。

 肩甲骨鎖骨肩鎖関節で連結されていて、上肢帯として一体となって上肢を支えている。上肢帯(肩甲骨と鎖骨)のうち、上肢を直接支えているのは、上腕骨との間で肩関節(肩甲上腕関節)をつくる肩甲骨。鎖骨は、胸骨との間で作る胸鎖関節によって、脊柱を含む体幹骨格と連結している。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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