下腿 のバックアップソース(No.4)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
> [[すね]]でこの項目を参照しています

 ''下腿''とは、[[膝]]([[膝関節]])から[[くるぶし]]([[足関節]])までの部分のこと。一般的な言葉では「すね」(脛、または臑)のこと。「はぎ」(脛)も同じ意味。[[下肢]]のうち、下腿のもとには[[大腿]]が、下腿の先には[[足]]がある。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|下腿|かたい|
|~|一般|脛、臑* |すね|
|~|~|脛** |はぎ|
|>|英語|crus|ク''ラ''ス|
|~|~|leg*** |''レ''ッグ|


| * [[むこうずね]](向こう脛)  &br; ** [[ふくらはぎ]](脹脛) &br; *** leg は下腿を指す言葉だが、下肢全体をさすこともある |f



 下腿の前面は[[むこうずね]](向こう脛)と呼ばれる。この場所では皮膚のすぐ裏側に[[骨]]([[脛骨]])があり、その間にクッションとなる筋がなく[[結合組織]]も少ない。骨の表面([[骨膜]])には痛みの神経が多くきているため、この場所をぶつけたりするとその衝撃が骨に伝わり非常に痛いので、「[[弁慶の泣き所]]」ともいわれる。下腿の後面は、[[ふくらはぎ]](脹脛)と呼ばれ、[[下腿三頭筋]]などの[[筋肉>筋]]が張り出して太くなっていて、下腿三頭筋はふくらはぎの下[[(遠位)]]で[[アキレス腱]]となり[[踵骨]]につながる[(付着/停止)]。



> カテゴリー: [[体の部位>category/体の部位]] | [[下肢>category/下肢]] | [[下腿>category/下腿]]
 
 

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