中節 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 中節とは、指節(=指の関節と関節の間の部分)のひとつで、指に2つある関節にはさまれた間の部分のこと。中節は、手の指(手指)と足の指(足指)で、親指以外のすべての指にある。中節には、中節骨が入っている。

言語表記発音、読み方
日本語医学中節ちゅうせつ
英語middle phalanx (*1)ドル・ファンクス(フェイランクス)
second phalanx (*1)カンド・ファンクス(フェイランクス)

*1  英語では中節の中にある骨(中節骨)も、中節と同様、"middle phalanx"と呼ぶので注意

 中節は親指にはない。親指以外の指では、指の途中に関節が2つ(遠位指節間関節近位指節間関節)あるので、指節は3つあり、指の先端から順に、末節、中節、基節という名前がついている。親指では関節がひとつ(指節間関節)なので指節は2つ、それらは末節と基節と呼ぶ。

 

カテゴリー: 体の部位 | | | | 上肢 | 下肢

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。