切痕 のバックアップ(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
切痕とは、骨など表面がなだらかな構造にあるくぼみや、骨の縁(ふち)などにある鋭角的にえぐったような形をした、切れ込みのようなくぼみのこと。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 切痕 | せっこん |
英語 | notch | ノッチ | |
incisure | インサイジャー | ||
ラテン語 | incisura | インキーズラ |
くぼみの名称としては、一般的なくぼみは窩(か)だが、細長いくぼみは溝(こう)。
切痕の例 †
骨にある切痕 †
- 上椎切痕(椎骨)
- 下椎切痕(椎骨)
- 鎖骨切痕(胸骨)
- 肋骨切痕(胸骨)
- 肩甲切痕(肩甲骨)
- 滑車切痕(尺骨)
- 橈骨切痕(尺骨)
- 尺骨切痕(橈骨)
- 大坐骨切痕(寛骨)
- 小坐骨切痕(寛骨)
- 腓骨切痕(脛骨)