切痕 のバックアップの現在との差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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#author("2020-03-15T18:42:35+09:00","","")
 ''切痕''とは、[[骨]]など表面がなだらかな構造にあるくぼみや、[[骨]]の縁(ふち)などにある鋭角的にえぐったような形をした、切れ込みのようなくぼみのこと。

|>|~言語 |~表記 |~発音、読み方 |
|日本語|医学|切痕 |せっこん |
|>|英語|notch |''ノ''ッチ |
|~|~|incisure |イン''サ''イジャー |
|>|ラテン語|incisura |インキーズラ |

 くぼみの名称としては、一般的なくぼみは[[窩]](か)だが、細長いくぼみは[[溝]](こう)。

** 切痕の例 [#dd666c4d]
*** 骨にある切痕 [#xd6f756d]
- 上椎切痕([[椎骨]])
- 下椎切痕([[椎骨]])
- 鎖骨切痕([[胸骨]])
- 肋骨切痕([[胸骨]])
- 肩甲切痕([[肩甲骨]])
- 滑車切痕([[尺骨]])
- 橈骨切痕([[尺骨]])
- 尺骨切痕([[橈骨]])
- 大坐骨切痕([[寛骨]])
- 小坐骨切痕([[寛骨]])
- 腓骨切痕([[脛骨]])


*** それ以外の切痕 [#eab11d3d]
- シュミット=ランターマン切痕([[有髄神経線維]])
- 角切痕([[胃]])


> カテゴリー: [[形>category/形]]

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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