外耳 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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#author("2020-08-29T12:55:25+09:00","","")
 ''外耳''とは、感覚器としての耳のうち、[[頭部]]から飛び出している耳の部分(=[[耳介]])や耳の穴(=[[外耳道]]、耳道)までをさす。つまり、日常生活で「耳」といえば、解剖学的には外耳のことを指す。耳の穴の奥にある鼓膜から先は中耳、その奥に内耳がある。外耳は音を中耳に伝えやすくするはたらきがある。
#author("2020-08-29T13:05:00+09:00","","")
 ''外耳''とは、[[感覚器]]としての[[耳]]のうち、[[頭部]]から飛び出している耳の部分(=[[耳介]])や耳の穴(=[[外耳道]]、耳道)までをさす。つまり、日常生活で「耳」といえば、解剖学的には外耳のこと。耳の穴の奥にある[[鼓膜]]から先は[[中耳]]で、その奥に[[内耳]]がある。外耳は音を中耳に伝えやすくするはたらきがある。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|外耳|がいじ |
|>|英語|ear|''イ''アー|
|>|ラテン語|auris|アウリス|
|>|英語|external ear|エクス''タ''ーナル・''イ''アー |
|>|ラテン語|auris externa |アウリス・エクステルナ |

 耳は、音を聞く、つまり[[聴覚]]の[[感覚器]](=[[聴覚器]])と、体の[[平衡感覚]]をとらえる感覚器(=[[平衡覚器]])の2つの働きを持っているが、音を聞くための器官としては、外耳、中耳、内耳がすべて関与する。音は空気の細かい振動として伝わってくるので、外耳では、これを効率よく集めて、中耳の鼓膜に伝える役目がある。
 耳は、音を聞く、つまり[[聴覚]]の[[感覚器]](=[[聴覚器]])と、体の[[平衡感覚]]をとらえる感覚器(=[[平衡覚器]])の2つの働きを持っているが、音を聞くための器官としては、外耳、中耳、内耳がすべて関与する。平衡覚は内耳だけ。音は空気の細かい振動として伝わってくるので、外耳では、これを効率よく集めて、中耳の[[鼓膜]]に伝える役目がある。

> カテゴリー: [[感覚器>category/感覚器]] | [[耳>category/耳]] | [[器官>category/器官]] | [[頭頚部>category/頭頚部]]


 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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