大弯 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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[[胃]]
 ''大弯''とは、または''大彎''とは、[[胃]]の壁の一部をさす言葉。胃は横向きに膨らんで左右に片寄った形だが、その大きく膨らんだ左側のふちのこと。

 「弯」、「彎」は弓なりに曲がっている意味で、本来の字は彎だが、略字の弯もよく使う。ちなみに弓なりに曲がっていることを示す「湾曲」も昔は「彎曲」と書いたが、より一般的な「湾」を使うように変わった。大弯のことを大湾と書く習慣はない。

 [[胃]]は[[食道]]から[[小腸]]へ続く[[消化管]]の途中が膨らんだ部分と考えることができるが、膨らみかたは左右に片寄っていて、体の左側が特に大きく広がっているため、胃の出口([[幽門]])は体の右側を向く。胃の左側のふちを大弯、右側のふちを[[小弯]]という。

 大弯と[[小弯]]によって、胃の壁は[[前壁]]と[[後壁]]に分けられる。


 
 

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