横紋 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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[[横紋筋]]
 ''横紋''とは、何か細長いものに、横方向についている縞模様のこと。

模様
 [[解剖学]]で出てくる横紋は、[[筋肉>筋]]の[[細胞]](=[[筋細胞]]、[[筋線維]])の細胞内に見える横紋などがある。筋細胞のうち、横紋が見えるのは、[[骨格筋]]や[[心筋]]など、[[横紋筋]]に分類される筋細胞のみ。横紋がないのは[[平滑筋]]の筋細胞。筋細胞の横紋は、幅 2.5 μm のしましまで、[[顕微鏡]]でないと見えない。

 横紋筋の横紋は、[[筋細胞]]の内部で、[[筋]]の引っ張り力をだしている[[アクチン]]と[[ミオシン]]が、横方向の位置が揃って並んでいることから、これが線に見える。横紋の繰り返しの単位にあたる部分を[[サルコメア]](筋節)という。筋に力を入れていないときのサルコメアの長さが 2.5 μm で、筋が収縮するときは、この長さが短くなる。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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