殿部 のバックアップ差分(No.1)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''殿部''とは、[[尻]](しり)のこと。[[骨盤]]の後面、[[腰部]]の下にある。左右が盛り上がっているのは、[[大殿筋]]など、骨盤と[[下肢]]の[[骨]]をつなぐ殿部の筋があることと、[[皮下脂肪]]が多いことによる。 本来は[[臀部]]だが、「臀」の字が一般的ではないため、この字は使わず、意味は異なるが似ている「殿」をあてて使う([[異体字]]を参照)。 [[大殿筋]]よりも[[深層]]に、[[神経]]や[[血管]]が[[骨盤]]内から殿部に出てくる場所がある([[大坐骨孔]])。ヒトでもっとも太い[[末梢神経]]である[[坐骨神経]]はここからでて大殿筋の奥を下に進み、大腿の後面にいく。