疎性結合組織 のバックアップ(No.7)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 疎性結合組織とは、結合組織のひとつのタイプで、組織をつくっている線維コラーゲン線維など)の量が比較的少ないもの。そのすき間にさまざまな種類の細胞がぱらぱらと、あるいは比較的密に並んでいる。リンパ系組織や、消化管粘膜の結合組織(=粘膜固有層)、骨髄皮下組織などがこのタイプ。組織中に線維がびっしりと配列しているタイプは、密性結合組織線維性結合組織)という。

言語表記発音、読み方
日本語医学疎性結合組織そせいけつごうそしき
英語areolar tissueアレオラー・ティシュー

カテゴリー: 結合組織 | 組織分類

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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