腕神経叢 のバックアップ(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 腕神経叢とは、脊髄神経の前枝がつくる神経叢(数本以上の末梢神経が合流、分岐をしてつながりが入り組んでいるところ)のひとつ。脊髄神経のうち、上肢やその周辺(上肢帯)にいくものが、その途中でつくる神経叢。上肢の運動や知覚を支配する脊髄神経は、第5頚神経〜第8頚神経および第1胸神経のそれぞれ前枝が中心。この5本の神経が脊髄をでたあと、複雑な合流、分岐を繰り返す箇所が腕神経叢。腕神経叢を経由して、正中神経、尺骨神経、筋皮神経などたくさんの神経が上肢に進む。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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