蝶番関節 のバックアップソース(No.4)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''蝶番関節''とは、[[関節]]の形と運動の分類のひとつで、関節がちょうどドアの蝶番(ちょうつがい)のような仕組みになっていて、一方向にだけ曲げ伸ばしができるようにその運動が制限されているもの。運動が1方向だけに制限されている[[単軸性関節]](一軸性関節)の一種。[[肘関節]]や[[指節間関節]]([[指]]の途中の関節)などがこのタイプ。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|蝶番関節|ちょうつがいかんせつ、ちょうばんかんせつ|
|>|英語|hinge joint|''ヒ''ンジ・''ジョ''イント|

 蝶番関節では、関節の一方の側の骨は、円柱の断面のような形で丸くでっぱっており、もう一方の骨は、反対の骨がぴったりはまって動けるようなみぞのようなくぼみになっている。円柱状にでっぱった構造を[[滑車]]という。
- 肘関節では、上腕骨の端が丸くでっぱっており(=[[上腕骨滑車]])、反対側の前腕の尺骨の端が、それを囲むような深いくぼみ、[[滑車切痕]]になっている。

> カテゴリー: [[骨格系>category/骨格系]] | [[運動器系>category/運動器系]] | [[関節>category/関節]]
 
 

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