視床下部 のバックアップ差分(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2009-03-07 (土) 08:34:45)
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''視床下部''とは、脳の部位の名前。間脳の一番腹側、下垂体のとなりにある。たくさんの小型の神経核が散らばっている場所で、それらの神経核には、下垂体(前葉)の機能をコントロールするホルモンをつくっている場所や、下垂体後葉ホルモンをつくっている場所、自律神経の調節をしている場所などがある。 ''視床下部''とは、[[脳]]の部位の名前。間脳の一番[[腹側]]、[[下垂体]]のとなりにある。たくさんの小型の[[神経核]]が散らばっている場所で、それらの神経核には、下垂体([[前葉>下垂体前葉]])の機能をコントロールする[[ホルモン]]をつくっている場所や、[[下垂体後葉ホルモン]]をつくっている場所、[[自律神経]]の調節をしている場所などがある。 * 視床下部の場所 [#dcd7e8e4] 脳を下から見上げたとき(脳を腹側からみたとき)にみえる脳底には、視神経が 間脳のなかで一番目だつ構造である視床を基準として、視床よりも下([[腹側]])にあるのでこう呼ばれる。この場所には第3脳室があるので、視床下部も第3脳室によって左右に分けられている。 脳を下から見上げたとき(脳を腹側からみたとき)にみえる脳底には、左右の視神経がつくる視交叉、そのすぐ近くに下垂体、それらを囲むようにウィリスの動脈輪などがある。ちょうどその辺りの位置に間脳があり、間脳のうち、脳底に接している部分が視床下部。 脳の断面でみると、間脳のなかで一番目だつ構造である視床を基準として、視床よりも下([[腹側]])にあるのでこう呼ばれる。この場所には第3脳室があるので、視床下部も第3脳室によって左右に分けられている。