赤血球 のバックアップソース(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
> [[RBC]]でこの項目を参照しています

 ''赤血球''とは、[[血液]]のなかに含まれている[[細胞]](=[[血球]])のひとつで、[[ヘモグロビン]]という赤い[[色素]]が含まれていて赤く見えるのでこう呼ばれる。ヘモグロビンは[[酸素]]に結合するので、血液が酸素を運ぶ働きをする。

|3|2|8|12|c
|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[赤血球]]|せっけっきゅう|
|~|略語|[[RBC]]* |アール・ビー・スィ―|
|>|英語|red blood cell|''レ''ッド・ブ''ラ''ッド・''セ''ル|
|~|~|erythrocyte|エ''リ''スロサイト|


| *  RBC は、red blood cell の略 |f



 赤血球は[[骨髄]]でつくられる。赤血球のもとになるのは骨髄にある[[赤芽球]]という[[細胞]]で、赤芽球がたくさん分裂したあと、最後に細胞から[[核]]がなくなり(=[[脱核]])、赤血球が完成する。ヒトを含む[[哺乳類]](ほにゅうるい)の赤血球には[[細胞核]]がない。

 血液中の古い赤血球は[[脾臓]]で[[マクロファージ]]に食べられて分解される。
赤血球は[[胎児]]では[[肝臓]]でもつくられる。



> カテゴリー: [[循環器系>category/循環器系]] | [[一般構造>category/一般構造]] | [[血液>category/血液]] | [[結合組織>category/結合組織]] | [[細胞>category/細胞]]
 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。