錐体外路系 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 錐体外路系とは、または錐体外路運動系とは、神経から筋肉に運動の指令の情報が伝わるときの前半部分、脳と脊髄(中枢神経系)の内部での経路(伝導路)のうち、「錐体路以外のもの」をまとめて呼ぶ言い方。

 名前がつけられた当時は「錐体外路」という伝導路があるものと仮定して名前がつけられたが、その後、単純でない、役割のみな異なるいろいろな経路を含んでいることがわかった。解剖学では、錐体外路系という言葉にはそれらをゆるくまとめる程度の意味しかなくなっている。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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