鎖骨 のバックアップソース(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''鎖骨''とは、[[胸部]]の上部、[[肩]]の前部にある[[骨]]。棒状の形をした[[長骨]]で、ゆるくS字を描いてカーブする。[[体表]]近くにあり、[[皮膚]]の上から触ると形がわかる。内側で[[胸骨]]、外側で[[肩甲骨]]と[[関節]]をつくる。肩や[[上肢]]の運動の支点になる筋。

 鎖骨の[[内側端]]([[胸骨端]])は[[胸骨]]の[[胸骨柄]]と[[胸鎖関節]]をつくる。[[外側端]]([[肩峰端]])は[[肩甲骨]]の[[肩峰]]と[[肩鎖関節]]をつくる。

 [[肩甲骨]]と鎖骨が[[上肢帯]]の[[骨格]]をつくる。上肢帯は[[上肢]]の運動の支点になるが、上肢の運動を[[肩関節]]で肩甲骨が支え、鎖骨が肩甲骨を支えている。上肢+上肢帯が[[体幹]]の骨格に連結しているのは鎖骨だけである。

 [[肩甲骨]]を前後、上下に動かすとき、鎖骨は[[胸骨端]]を中心に角度にして60度動く。
 
 

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