骨幹 のバックアップソース(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''骨幹''(こっかん、こつかん)とは、[[骨]]の部分の名前で、細長い形をした骨([[長骨]]、長管骨)の両端以外の棒状の部分のこと。長骨の両端にあって[[関節]]をつくったりしている特殊化した部分は[[骨端]](こったん、こつたん)。骨幹では[[緻密骨]]が筒状になっていて内部に[[骨髄]]の空洞がある。

 骨幹と[[骨端]]の境界は、[[骨端線]]と呼ばれる。成長しつつある骨の骨端線には、骨幹と骨端にはさまれるように板状の[[骨端軟骨]]([[骨端板]])があり、この[[軟骨]]が厚くなっていくことで骨が長くなっていく(骨の成長)。骨端板の軟骨が[[石灰化]]して[[骨]]に変わるとその骨の成長が止まる。成長の止まったおとなの骨端線には骨端軟骨がない。

 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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