赤血球 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 赤血球とは、血液のなかに含まれている細胞(=血球)のひとつで、ヘモグロビンという赤い色素が含まれているのでこう呼ばれる。ヘモグロビンは酸素に結合するので、血液が酸素を運ぶのに必要。

赤血球は骨髄でつくられる。赤血球のもとになるのは骨髄にある赤芽球で、赤芽球がたくさん分裂したあと、最後に細胞から核がなくなり(=脱核)赤血球になる。ヒトを含む哺乳類(ほにゅうるい)の赤血球には細胞核がない。

 血液中の古い赤血球は脾臓でマクロファージに食べられて分解される。 胎児では肝臓でもつくられる。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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