ミュラー管 のバックアップ差分(No.4)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''ミュラー管''とは、または ''中腎傍管''とは、[[胎児]]のときにだけある管で、[[卵管]]、[[子宮]]、[[腟]]などの[[女性生殖器>女性生殖器系]]の一部のもとになる。ミュラーは人名で、[[ヨハネス・ミュラー>ミュラー]](Johanness P. Müller)のこと。

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|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[ミュラー管]]|ミュラーかん|
|~|~|[[中腎傍管]]|ちゅうじんぼうかん|
|>|英語|müllerian duct (mullerian duct)* |ミュー''レ''リアン・''ダ''クト|
|~|~|Müller duct (Muller duct)|''ミュ''ラー・''ダ''クト|
|~|~|paramesonephric duct|パラメソ''ネ''フリック・''ダ''クト|
|>|ラテン語|ductus paramesonephricus|ドゥクトゥス・パラメソネプフリクス|
|>|>|>| * müllerian (mullerian) は、Müller (Muller) が一般名詞化・形容詞化したもので、ヨハネス・ミュラーの~、または ミュラー管の~ という意味。ミュラーという人は解剖学に何人か出てくるが他のミュラーには使わない |f
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| * müllerian (mullerian) は、Müller (Muller) が一般名詞化・形容詞化したもので、ヨハネス・ミュラーの~、または ミュラー管の~ という意味。ミュラーという人は解剖学に何人か出てくるが他のミュラーには使わない |f



 ミュラー管は、一旦は、男性と女性、両方の胎児に形成される管で、[[卵巣]](男性では[[精巣]])と[[総排泄腔]]との間に走る左右1対の管。すぐとなりに[[ウォルフ管]](中腎管)が走っていることから、中腎“傍”管の名前がある。

 その後、男性のミュラー管は退化してなくなってしまう。一方、女性のミュラー管は、どんどん大きく発達し、総排泄腔に近い下半分では左右の管が融合し、1本の管になる。卵巣側の融合していない部分が[[卵管]]になり、左右が融合した場所が[[子宮]]と[[膣]]になる。

 男性でミュラー管が退化するのは、精巣の[[セルトリ細胞]]から分泌される[[ホルモン]]、[[ミュラー管抑制因子]](=抗ミュラー管ホルモン)の働きによる。女性では、精巣がないので、ミュラー管は退化しないで残る。ちなみに、男性生殖器の一部は、ミュラー管ではなく、ウォルフ管(中腎管)からできる。中腎管は、精巣の[[ライディッヒ細胞]]から分泌される[[アンドロゲン]](男性ホルモン)がないと退化してしまうので、女性では退化してしまう。

| - ネット検索で出てくる「ミュラー管」には、ガイガー・ミュラー管もある。これは放射線を検出する装置である「ガイガーカウンター」に使うものなので、全く別物 |f
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> カテゴリー: [[生殖器系>category/生殖器系]] | [[女性生殖器系>category/女性生殖器系]] | [[発生>category/発生]] | [[人名付>category/人名付]] | [[腹部>category/腹部]]

 
 

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