坐骨神経 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''坐骨神経''とは、[[殿部]]から[[大腿]]、[[膝]]の裏[[膝窩]]にかけて通る[[神経]]。
 ''坐骨神経''とは、[[殿部]]から[[大腿]]、[[膝]]の裏([[膝窩]])にかけて通る[[神経]]で、ヒトの[[末梢神経]]のなかでもっとも太い神経。大腿を走るうちに2本に枝分かれして名前が変わるが、それも含めると、その先は足の先まで届き、大腿後面と膝から下のすべての筋の運動を支配する。

 一般には座骨神経と書かれることがあるが、医学、解剖学ではこの漢字は使わない。

 [[脊髄神経]]のL4、L5、S1〜S3の[[前枝]]から起こり、[[仙骨神経叢]]経由。[[大腿]]の後面で[[総腓骨神経]]と[[脛骨神経]]に分かれる。

 [[骨盤]]内から[[殿部]]に出て、そこから[[大腿]]を下降する。骨盤内から出るときは[[大坐骨孔]]の[[梨状筋下孔]]をとおる。殿部では[[大殿筋]]の裏側(深層)、大腿では後面の中央部を通る。そこから先の通り道はそれぞれの項目で。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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