掌屈 のバックアップソース(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''掌屈''とは、手のひら(=[[手掌]])のある側に、あるいは手のひらをかくすような向きに[[関節]]を折り曲げる運動の向きのこと。[[手首]]の関節や[[指]]の付け根・[[指の関節>指節間関節]]の動きの向きについて説明する言葉。掌屈と反対の動きを[[背屈]]という。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|掌屈|しょうくつ| |>|英語|palmar flexion|''パ''ーマー・フ''レ''クション| ちなみに、[[足]]([[足首]]、[[足指]])については、掌屈は使わない。足の裏(=[[足底]])側に曲げることを[[底屈]]という。 普通は、特に手首の関節について使う言葉。掌屈の動きは、その関節にとっては本来、「[[屈曲]]」の動きと定義されているので、屈曲と呼んでもよい。しかし、たとえば[[手首]]の場合、手のひら側に曲げる運動を「屈曲」と呼ぶと、反対の「手の甲の側に曲げる運動」を「伸展」と呼ぶことになる。しかし、手首を手の甲側に曲げたときも手と前腕が近づくため、屈曲の要素もあり、単純な「伸展」とはいいにくい。そこで、手首の運動は「屈曲」と「伸展」の他に、手掌の側に曲げる=「掌屈」と、手背の側に曲げる=「背屈」という名前で呼んでもいいことになっている。 > カテゴリー: [[運動>category/運動]] | [[方向>category/方向]] | [[上肢>category/上肢]] | [[手>category/手]]