胸鎖乳突筋 のバックアップ差分(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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#author("2021-08-10T14:21:06+09:00","","")
 ''胸鎖乳突筋''とは、首([[頚部]])の左右([[側頚部]])に1対ある[[筋]]。[[胸骨]]と[[鎖骨]]から起こり、頚部の側面を斜め上後方に、耳の後ろ([[側頭骨]]の後部にある[[乳様突起]]や周辺)まで走る。表層にあるので収縮するとこの筋がすじ状にもりあがる。働きは、片方の胸鎖乳突筋が収縮するとその方向に首を傾ける働きがある。

|>|~言語 |~表記|~発音、読み方 |
|日本語 |医学|[[胸鎖乳突筋]] * |きょうさにゅうとつきん |
|>|英語 |sternocleidomastoid (muscle) * |スターノ-クライド-マストイド(・''マ''ッスル) |
|>|ラテン語 |musculus sternocleidomastoideus * |ムスクルス・ステルノ-クレイド-マストイデウス |

| * |  sterno- は胸骨 sernus の連結形、cleido- は(鎖骨 clavicle とは異なるが)鎖骨の、の意味の連結系、mastoid は乳様突起のこと |f

***神経と血管 [#ibf0baf5]
 第11[[脳神経]]の[[副神経]]と[[頚神経叢]](第1~4[[頚神経]][[前枝]])の二重支配を受ける。

> カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[筋系>category/筋系]] | [[筋>category/筋]] | [[上肢帯>category/上肢帯]] | [[頚部>category/頚部]]

 
 

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