腎髄質 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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[[髄質]]
 ''腎髄質''(じんずいしつ)とは、[[腎臓]]の[[髄質]]のこと。腎臓の断面を見ると内外の2層(表面の近く=[[皮質]]、内部=髄質)に分かれているように見えるが、腎髄質はそのうちの内部の層を指す。表面寄りの層は[[腎皮質]]。
 腎臓の内部には、[[尿]]を作る単位である[[ネフロン]]やそれに続く[[集合管]]、これらに[[血液]]を供給する[[血管]]などが走る。そのうち、腎髄質にあるのは、ネフロンのうち、[[ヘンレのループ]]と呼ばれる部分、集合管の後半、腎臓に出入りする血管のうちの太いもの([[葉間動脈]]・静脈、[[弓状動脈]]・静脈)と腎髄質に血液を供給する[[直血管]]という細い血管などである。
 腎髄質は、多数の[[腎錐体]]という円錐形をした部分に分かれていて、腎錐体の間には[[腎柱]]という腎皮質が仕切りを作っている。


 
 

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