腔 のバックアップ(No.5)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

生物学でも腔は「くう」です。明治維新以前に生物学で〝腔”の字は使われていません。生物学が明治になり解剖と学と共に日本に入ってきました。日本で最初に生物学が講義されたのは今の東京大学の前身です。東大では腔は生物学分野も総て「くう」です。しかし、当時の小学校の教科書にはルビがありません。医学の知識のない先生が漢学者に聞き、「こう」としました。明治時代の多くの辞書は「くう」でした。「くう」の読みは学術語としての読みです。「こう」の読みは日本語に該当する事物が殆どありません。 「満腔」「南腔北調」この意味を正確に説明できますか?医学用語は正確に部位・臓器を判断できなければいけません。詳しくは yosihide.sakura.ne.jp/kuu-1.html を参照ください

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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