軟骨組織 のバックアップの現在との差分(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- ソース を表示
- バックアップ を表示
- 軟骨組織 へ行く。
- 1 (2011-07-26 (火) 18:25:02)
- 2 (2011-07-26 (火) 18:28:53)
- 3 (2011-07-26 (火) 18:28:53)
- 4 (2011-07-29 (金) 23:26:14)
- 5 (2012-01-04 (水) 18:54:52)
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
''軟骨組織''とは、[[軟骨]]をつくっている[[細胞]]や[[線維]]の構成のこと。すべての軟骨で、[[軟骨細胞]]と、軟骨細胞が作り出す線維や[[基質]]などにより構成される基本は共通だが、構成成分の違いなどにより、[[硝子軟骨]]、[[弾性軟骨]]、[[線維軟骨]]の3種類に分けられる。 ''軟骨組織''とは、[[軟骨]]をつくっている[[細胞]]や[[線維]]の構成のこと。すべての軟骨で共通なのは、[[軟骨細胞]]と、軟骨細胞が作り出す線維や[[基質]]などにより構成されていること。構成成分の違いなどにより、[[硝子軟骨]]、[[弾性軟骨]]、[[線維軟骨]]の3種類に分けられる。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[軟骨組織]]|なんこつそしき| |>|英語|cartilage tissue |''カ''ーティリッジ・''ティ''シュー| |~|~|cartilaginous tissue |カーティ''ラ''ジナス・''ティ''シュー| ** 軟骨組織の構成 [#w456c3af] 軟骨組織は、骨ほど硬くなく、弾力性に富んだ軟骨基質でできている。これはヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などを多量に含む基質に、コラーゲンなどの微小な線維性成分が混在したもの。この軟骨基質をつくる細胞は軟骨細胞で、軟骨内に多数あいた穴にはまりこんでいる。 軟骨細胞がはまりこんでいる穴を軟骨小腔という。軟骨細胞の周辺をうすく囲む、最近この細胞からつくられた軟骨基質でできた場所を細胞領域と呼ぶ。 軟骨組織は、[[骨]]ほど硬くなく、弾力性に富んだ[[軟骨基質]]でできている。これは[[ヒアルロン酸]]、[[コンドロイチン硫酸]]などを多量に含む[[基質]]に、[[コラーゲン]]などの微小な線維性成分が混在したもの。この軟骨基質をつくりだす細胞は軟骨細胞で、軟骨内に多数あいた穴にはまりこんでいる。 軟骨細胞がはまりこんでいる穴を[[軟骨小腔]]という。軟骨細胞の周辺をうすく囲む、最近この細胞からつくられた軟骨基質でできた場所を[[細胞領域]]と呼ぶ。 ** 軟骨組織の種類 [#d3e4c02c] : [[硝子軟骨]] | : [[弾性軟骨]] | : [[線維軟骨]] | : [[硝子軟骨]](ガラス軟骨、ヒアリン軟骨) | 軟骨基質に[[コラーゲン細線維]]がたくさん含まれる。[[関節軟骨]]、[[肋軟骨]]、[[気管軟骨]]、[[気管支軟骨]]などがこれ : [[弾性軟骨]] | 軟骨基質に[[弾性線維]]が多く含まれる。[[耳介]]や[[外耳道]]、[[喉頭蓋]]など。 : [[線維軟骨]] | 軟骨基質に粗大な[[コラーゲン線維]]が多い。[[椎間板]]、[[恥骨結合]]など。 > カテゴリー: [[組織分類>category/組織分類]] | [[結合組織>category/結合組織]] | [[軟骨>category/軟骨]]