被膜

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 被膜とは、内臓などの一番表面を覆っている結合組織の層のうち、硬くて強く破れにくい層のこと。コラーゲン線維などがびっしり走っている。肝臓腎臓などにある。

言語表記発音、読み方
日本語医学被膜ひまく
英語capsule'キャプスール
ラテン語capsulaカプスラ

 すべての内臓の表面にはたいてい線維をたくさん含む結合組織の層がある。そのうち被膜と呼ばれるのは、その内臓を囲む殻、カプセルのように強くて、その外側とはっきり区別できる層のこと。コラーゲン線維などが密に集まっている密性結合組織でできている。一方、結合組織の層がもっとゆるく、線維がそれほどびっしり走らない疎性結合組織でできていて,その外側の結合組織と自然と連続しているようなものを外膜という。また、その結合組織の層の表面に腹膜胸膜などがくっついているものを漿膜という。

被膜をもつ臓器の例

  • 腎臓:腎被膜という
  • 肝臓:肝臓の被膜は腹膜(漿膜)に接するところと接しないところがある
  • リンパ節
  • 扁桃
  • 脾臓:一部は腹膜(漿膜)に接する
 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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