かかと のバックアップソース(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
> [[きびす]]でこの項目を参照しています

 ''かかと''(踵)とは、[[足]]([[足首]]から先の部分)のうち、もっとも後部にある丸くふくらんだ部分。または、[[足底]](足の裏)のうち、一番後部のこと。内部には、[[足根骨]]の一つである[[踵骨]]が入っている。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|踵|[[かかと]]|
|~|一般|~|[[きびす]]|
|>|英語|heel|ヒール|
|>|ラテン語・英語|calx|カルクス|

 かかとの形をつくっているのは[[踵骨]]で、その後部は、かかとの形のままの丸いカーブを持っている。踵骨には[[下腿]]からのびる[[アキレス腱]](踵骨腱)がつながる。かかとの上部はアキレス腱の下部が作っている。踵骨は上部で別の足根骨である[[距骨]]と、前方では[[立方骨]]と[[関節]]を作る。ただし、これらの間の関節は可動域が狭く、かかとは足の他の部分とほぼ一体化して動く。

 ヒトのかかとは、立った時に地面につく場所で、体重のかかる場所でもあり、他の足底と同様に、厚い皮膚におおわれている。

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