咀嚼 のバックアップの現在との差分(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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 ''咀嚼''とは、[[歯]]で食べ物を噛み砕く運動のこと。[[消化]]の一番最初の段階で、食べ物を口にいれてから飲み込む([[嚥下]])までに、歯で食べ物を噛んで細かくし、[[唾液]]と混ぜて飲み込みやすいかたまりにする働きがある。歯を噛み合わせる[[あご]]の運動がもっとも重要だが、食べ物を歯の場所にうまく送り込む[[唇]]、[[舌]]、[[口]]、[[あご]]の働きも大きい。ちょうど、餅つきのとき、杵を降りおろすだけでなく、タイミングに合わせて手に水をつけて餅を動かすのが必要なのと似ている。[[咀嚼筋]]というと、あごを動かして噛む動きを行う[[筋]]をまとめて呼ぶ言い方。
> [[噛みくだき]]でこの項目を参照しています

* &size(24){嚼}; の右側は旧字体だが、自分で書くときはは、「口へん」に &size(24){爵};  と書けばよい。 [#ef8b3f8d]
 ''咀嚼''とは、または、''噛みくだき''とは、[[歯]]で食べ物を噛みくだく運動のこと。[[咀嚼筋]]というと、あごを動かして噛む動きを行う[[筋]]をまとめて呼ぶ言い方。[[咀嚼器]](咀嚼器官)とは、咀嚼するのに使う[[器官]]を指す一般的な言い方。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[咀嚼]] |そしゃく|
|~|一般|[[噛みくだき]]  |かみくだき |
|>|英語|chewing |''チュ''ーイング|
|~|~|mastication |マスティ''ケイ''ション|

| * |  &size(24){嚼}; の右側は旧字体だが、自分で書くときは、「口へん」に &size(24){爵}; と書けば通じる |f

 [[消化]]の一番最初の段階で、食べ物を口にいれてから飲み込む([[嚥下]])までに、歯で食べ物を噛んで細かくし、[[唾液]]と混ぜて飲み込みやすいかたまりにする働きがある。歯を噛み合わせる[[あご]]の運動がもっとも重要だが、食べ物を歯の場所にうまく送り込む[[唇]]、[[舌]]、[[口]]、[[あご]]の働きも大きい。ちょうど、餅つきのとき、杵を降りおろすだけでなく、タイミングに合わせて手に水をつけて餅を動かすのが必要なのと似ている。

> カテゴリー: [[運動>category/運動]] | [[消化器系>category/消化器系]] | [[頭頚部>category/頭頚部]] | [[消化管>category/消化管]]

 
 

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