膝蓋骨 のバックアップソース(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
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 ''膝蓋骨''とは、いわゆる''膝の皿''のこと。[[膝]]の前面にあり、[[膝関節]]をつくる[[骨]]のひとつ。[[大腿四頭筋]]の[[腱]]の中に埋まっていて、[[種子骨]]に分類される。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|[[膝蓋骨]] |しつがいこつ |
|~|一般|[[膝の皿]] |ひざのさら |
|>|英語・ラテン語|patella |パ''テ''ラ |
|>|英語|kneecap |''ニ''ーキャップ |

 膝蓋骨は平べったい円盤状の[[骨]]で、直径が数cm。[[種子骨]]には数mmの骨が多いので、種子骨としては例外的に大きい。膝蓋骨の後面は[[大腿骨]]の[[膝蓋面]]と接して[[関節]]をつくる。

 大腿前面にある[[大腿四頭筋]]から下方に伸びる[[腱]]の中にある。大腿四頭筋の腱は、一部が膝蓋骨で終わり、残りは下腿までのびて[[脛骨]]の前面の[[脛骨粗面]]に終わる。膝蓋骨と脛骨粗面をつなぐ腱の部分を[[膝蓋靭帯]]という。膝蓋靭帯は膝蓋腱とも呼び、膝蓋腱反射で有名。

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