電子顕微鏡 のバックアップ差分(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

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[[コラーゲン細線維]]
 ''電子顕微鏡''とは、[[顕微鏡]]の一種で、ふつうの顕微鏡([[光学顕微鏡]])では観察したいものに光をあてるところを、光ではなく電子線をあてて拡大する顕微鏡。

 電子線は光のように目では見えないので、専用のフィルムやCCDカメラなどで観察する。

 透過型電子顕微鏡と走査型電子顕微鏡の2つの方式がよく使われる。

:透過型電子顕微鏡|非常に薄く切った標本([[超薄切片]])に、電子線をあて、通り抜けてきた電子線を使って拡大像をつくる。
:走査型電子顕微鏡|かたまりのままの標本の表面にごく細い電子線をあてる。電子線をあてる位置を標本の端から端まで少しづつずらしながら(=スキャン、走査)反射してきた電子を使って拡大像をつくる。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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