咽頭 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2021-02-18T13:45:44+09:00","","") > [[のど]]でこの項目を参照しています ''咽頭''とは、いわゆる「[[のど]]」の一部で、[[鼻腔]]、[[口腔]]、[[喉頭]]、[[食道]]とつながっている部分。[[肺]]に出入りする空気、飲み込んだ食べ物の両方が通る部分。肺にいく空気だけが通る[[喉頭]]も「のど」というので注意が必要。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|咽頭|いんとう| |>|ラテン語、英語 &br; (ギリシャ語由来)|pharynx|''ファ''リンクス| 肺に出入りする空気、飲み込んだ食べ物の両方が通る部分なので、[[消化器系]]と[[呼吸器系]]との両方に属するといえる。 ** 構造と機能 [#ja769d23] ** 咽頭の3つの部分 [#o3838b93] 咽頭は咽頭上部(=咽頭鼻部、上咽頭)、咽頭中部(=咽頭口部、中咽頭)、咽頭下部(=咽頭喉頭部、下咽頭)の3つの部分に分けられる。上部では鼻腔につながり、中部では口腔につながり、下部では喉頭と食道に分かれる。 ** 構造と機能 [#r27bfe6d] 咽頭の壁の表面(食べ物に接する一番内側)には[[粘膜]]がある。咽頭の粘膜は多くの部分では[[重層扁平上皮]]に覆われている。その下層(外側)にはさまざまな走り方をしている[[筋肉>筋]]の層がある。筋が順序良く収縮することで食べ物をうまく飲み込む動作([[嚥下]])が行われる。咽頭の筋は[[骨格筋]]で、自分の意思で収縮できる[[随意筋]]である。 咽頭は咽頭上部(=咽頭鼻部、上咽頭)、咽頭中部(=咽頭口部、中咽頭)、咽頭下部(=咽頭喉頭部、下咽頭)の3つの部分に分けられる。上部では鼻腔につながり、中部では口腔につながり、下部では喉頭と食道につながる。 ** 関連構造 [#p19a7127] - [[ワルダイエルの咽頭輪]] > カテゴリー: [[頭頚部>category/頭頚部]] | [[消化器系>category/消化器系]] | [[呼吸器系>category/呼吸器系]] | [[器官>category/器官]] | [[咽頭>category/咽頭]]