大食細胞 の変更点

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

#author("2020-03-26T16:18:17+09:00","","")
> 詳細は、[[マクロファージ]]にあります

 ''大食細胞''とは、''マクロファージ''の訳で、体中の[[組織]]にいて、異物を「食べる」[[細胞]]。「食べる」とは、接触した異物を包みこんで細胞内に取り込んで消化、処理すること。この作用を[[どん食作用]]([[ファゴサイトーシス]])という。また、自分が食べたものの[[抗原提示]](異物を消化してできた[[蛋白質]]の断片を自分の[[細胞膜]]上に張り付けて[[T細胞]]に攻撃対象を伝える)もおこなう。[[免疫系]]の重要な役割をになう細胞。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|>|[[マクロファージ]] |
|~|~|[[大食細胞]] * |たいしょくさいぼう |
|~|~|[[組織球]] ** |そしききゅう |
|>|英語|macrophage |''マ''クロフェイジ |
|~|~|histiocyte ** |''ヒ''スティオサイト |
|>|略語|[[Mφ]] *** |( - )*** |

| * |  大食細胞は、macrophage の訳 |f
| ** |  組織球は、histiocyteの訳で、マクロファージが血液中にいる時の名前、[[単球]]に対応した呼び方 |f
| *** |  「Mφ」はマクロファージの略語で、M は macro の頭文字、φ(ファイ)はファージの略語。読むときは「マクロファージ」と発音する |f

> カテゴリー: [[結合組織>category/結合組織]] | [[リンパ系>category/リンパ系]] | [[細胞>category/細胞]]

 
 

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