深層 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2021-05-27T14:31:23+09:00","","") #author("2021-05-27T14:32:51+09:00","","") ''深層''とは、何かの構造を層に分けることができるとき、そのうちの表面から遠い(中心に近い)側の層のこと。対義語は[[浅層]]または[[表層]]。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学 |深層 |しんそう | |>|英語|deep layer |''ディ''ープ・''レ''イヤー| |>|ラテン語|lamina profunda |ラミナ・プロフンダ | ここでいう「層」とは、その間にはっきりと区切り線がはいっているような場合でなくとも、もし、表面の近くと奥の方の2つの部分にわけて考えるなら、というような便宜的なときでも使う。また、そのとき話題になっている構造を基準として、それよりも表面側、それよりも奥側を相対的に指すときにも使う。 関連する用語に、[[皮質]]と[[髄質]]があるが、これは一つの[[臓器]](器官)を表層(浅層)と深層に区分するときに使う言葉。 ** 例 [#va7623f3] 解剖学では、体の各部位ごとに浅層と深層を考えることがある。 - [[上肢]]や[[下肢]]、[[頚部]]などでは、立体的に配置されているたくさんの[[筋]]を浅層の筋と深層の筋にわけて考えることがある。 - [[体幹]]では、浅層には[[体壁]]([[胸壁]]や[[腹壁]])があり、その深層に[[内臓]]がある。 > カテゴリー: [[位置>category/位置]]