肩甲下筋 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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''肩甲下筋''とは、[[肩甲骨]]から[[上腕骨]]に付く、[[肩関節]]を支える筋のひとつ。いわゆる[[肩]]の[[インナーマッスル]]のひとつ。肩甲骨の前面([[胸郭]]に面する面)から上腕骨前面へのびる筋。[[上腕]]を体の内側の向きに回す(=[[内旋]])働きがある。 |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|[[肩甲下筋]] |けんこうかきん| |>|英語|subscapularis (muscle) |サブ-スカピュ''ラ''ーリス(・''マ''ッスル) | |~|~|subscapular muscle |サブ-ス''カ''ピュラー・''マ''ッスル | |>|ラテン語|musculus subscapularis, &br; m. subscapularis |ムスクルス・スブスカプラリス | #clear *** 位置、起始と停止 [#r45d5a2d] 背中側からみると[[肩甲骨]]の裏側(前面、腹側面)にあり、前から見ると胸郭の後ろにある、[[体表]]から遠い[[筋]]。 [[起始]]は[[肩甲骨]]の前面(肋骨面)の広いたいらな部分、[[肩甲窩]]。[[上腕骨]]の[[小結節]]に停止する。その[[腱]]は上腕骨を外側から回りこんできた[[棘上筋]]、[[棘下筋]]、[[小円筋]]などの腱とあわさって、肩関節を包む帯状の腱、[[ローテーターカフ]](回旋筋腱板)をつくる。 *** 働き [#v5e1843c] [[上腕]]を[[内旋]]させる。また[[ローテーターカフ]]をつくる筋全体として、[[上腕骨]]を引き寄せ、[[肩関節]]を固定、安定させる。 *** 支配神経と血管 [#c1e9234c] [[腕神経叢]]の[[肩甲下神経]]。 #clear > カテゴリー: [[運動器系>category/運動器系]] | [[筋系>category/筋系]] | [[筋>category/筋]] | [[上肢帯>category/上肢帯]] | [[胸部>category/胸部]]