腔所 の変更点
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
#author("2020-03-11T15:51:44+09:00","","") ''腔所''(くうしょ、医学以外では、こうしょ)とは、「[[腔]](くう)になっている場所」の意味。「腔」とは、何かの内部にある空洞のこと。特にその空洞に名前がついているような、構造的に意味のある空洞をさす。腔所 → 「空洞」に置き換えて理解してよい。 #author("2020-03-11T15:53:09+09:00","","") ''腔所''(医学では「くうしょ」、医学以外では「こうしょ」)とは、「[[腔]](くう)になっている場所」の意味。「腔」とは、何かの内部にある空洞のこと。特にその空洞に名前がついているような、構造的に意味のある空洞をさす。腔所 → 「空洞」に置き換えて理解してよい。 [[腔]](くう)とは、「内部にある空洞」のことなので、[[口腔]](こうくう)、[[胸腔]](きょうくう)、[[腹腔]](ふくくう)、[[頭蓋腔]](とうがいくう/ずがいくう)、[[体腔]](たいくう)などはどれも「腔所」である。腔所は、「内部が空洞になっている」ことを説明するときに使われる、少し古めかしい言い方で、話し言葉で使うことはほとんどないが、古めの文章に使われていることがよくある。 腔の読み方について、辞書には「こう」しか書かれていないが、医学・解剖学では「こう」ではなく、「くう」と読むことになっている。[[腔]]のページに説明。