感覚性 のバックアップ(No.1)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 

 感覚性とは、または知覚性とは、神経などが、感覚の情報を脳や中枢に伝える性質であること。対義語は運動性。  一本一本の神経繊維は情報を伝える向きが決まっているので、その役割が感覚性か運動性かも決まっている。

 体を走る神経(末梢神経)では、体のどこかの感覚器からの感覚情報を脳や脊髄に伝える神経という意味。感覚性の神経は、求心性でもある。

 中枢神経の内部を走る神経繊維の通り道(繊維路、伝導路)について呼ぶときは、大脳皮質などの中枢へと感覚情報を伝えるものを感覚性と呼ぶ。感覚性の伝導路の伝わる向きを上行性という。

 
 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
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