腰椎
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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腰椎とは、背骨(=脊柱)を作っている椎骨のうちの一部の呼び名。胸椎の下、仙骨(仙椎)の上にある5個の椎骨のこと。
言語 | 表記 | 発音、読み方 | |
---|---|---|---|
日本語 | 医学 | 腰椎 | ようつい |
英語 | 単数 | lumbar vertebra | ランバー・ヴァーテブラ |
複数 | lumbar vertebrae | ランバー・ヴァーテブリー | |
ラテン語 | 単数 | vertebra lumbalis | ウェルテブラ・ルンバリス |
複数 | vertebrae lumbales | ウェルテブラエ・ルンバレス |
上から順に、第1腰椎~第5腰椎と呼ばれる。略称は、lumber の"L"をとって、L1~L5。ただし、この略称は、脊髄神経のうち、腰椎の椎間孔から出る第1~第5腰神経の略称としても使う(L1~L5)。そのときどちらを指すかは文脈で判断する。
腰椎の上にある胸椎は肋骨とつながっているので、腰椎と区別できる。下にある仙椎はふつうの椎骨が融合した仙骨になっており、それが骨盤の一部になっているので区別される。
関連 †
- 椎間板ヘルニアを起こしやすい部位
- 腰椎穿刺を行う部位
*1 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本

*2 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本

*3 Source: BodyParts3D, © ライフサイエンス統合データベースセンター licensed under CC表示 継承2.1 日本
