• 本文
• ノート
• バックアップ
• 編集
• 差分

レンズ核 のバックアップ差分(No.1)

• バックアップ一覧
• 現在との差分 を表示
• ソース を表示
• バックアップ を表示
• レンズ核 へ行く。
  • 1 (2008-10-05 (日) 22:30:59)
  • 2 (2012-01-04 (水) 18:53:18)
  • 3 (2012-01-04 (水) 18:53:18)

• 追加された行はこの色です。
• 削除された行はこの色です。

　''レンズ核''とは、[[脳]]の中心部に近いところにある[[神経核]]（[[神経細胞体]]の集まり）。凸レンズのような形をしているのでこの名がある。厳密に言うと、１つの神経核ではなく、[[被殻]]と[[淡蒼球]]という２つの神経核がならんでレンズ核を作っている。体の運動を調節するような筋肉の動きを制御する場所。

|>|~言語|~表記|~発音、読み方|
|日本語|医学|レンズ核|レンズかく|
|>|英語|lentiform nucleus|''レ''ンティフォーム・''ヌ''ークリアス|
|~|~|lenticular nucleus|''レ''ンティキュラー・''ヌ''ークリアス|
|>|ラテン語|nucleus lentiformis|ヌクレウス・レンティフォルミス|

　左右の[[大脳半球]]の中心にある[[第3脳室]]をはさむ左右の位置に1対ある。脳の断面（前頭断や水平断）で見ると形は6Pチーズの１カケのような扇型をしている。淡蒼球は第3脳室に近い[[内側]]でとがった部分を占め、被殻はその[[外側]]を覆うように広がっている。

　大脳の内部の深いところにある神経核として、[[大脳基底核]]（大脳核）という一群の神経核のうちのひとつに含められる。ただし、脳の区分けで見ると、外側の被殻は大脳に属し、内側の淡蒼球は間脳に属する。被殻と淡蒼球は生後の脳では隣接しているが、胎児の発生過程でできてくる途中では、離れた場所で大脳の一部、間脳の一部としてできてくる。


#br
> カテゴリー: [[神経系>category/神経系]] | [[中枢神経系>category/中枢神経系]] | [[脳>category/脳]] | [[大脳>category/大脳]] | [[間脳>category/間脳]] | [[神経核>category/神経核]] | [[頭頚部>category/頭頚部]]