下丘 のバックアップソース(No.2)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
 
 ''下丘''とは、[[脳]]の部位名のひとつで、[[脳幹]]の[[中脳]]の[[背側]]([[中脳蓋]])にある。中脳を後ろからみると4つのこぶが盛り上がっているように見え、これを[[四丘体]]または四丘板というが、4つのこぶのうち、上の2つを[[上丘]]、下の2つを下丘という。下丘の内部には、[[下丘核]]という[[神経核]]があり、この神経核は、[[聴覚]]の[[感覚]]情報が[[大脳皮質]]に送られる途中で中継される神経核である。

 [[上丘]]や下丘は、[[中脳]]の外に面して盛り上がったこぶだが、中脳全体が[[大脳]]や[[小脳]]の大きなふくらみの間に隠れているので、[[脳]]全体を外からみたときには見えない場所にある。

 

<ご注意> 『1年生の解剖学辞典』は、解剖学を学んでいる人によって書かれているはずですが、間違いがあるかもしれません。内容はかならず教科書その他で確認してください。また間違いをみつけたら「編集」から直していただくか、「ノート」にコメントを残していただけるとうれしいです。
 どのページにでも自由にリンクしてください。でも、このサイトの文を他の場所に転載(コピー・ペースト)しないでください(コピーした内容に間違いがあったとき、その間違いはその後このサイト上では誰かに修正されるかもしれませんが、あなたがコピーした先では間違ったまま残ってしまいます)。