十二指腸乳頭 のバックアップソース(No.3)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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#author("2020-01-29T10:46:34+09:00","","") ''十二指腸乳頭''(じゅうにしちょうにゅうとう)とは、[[十二指腸]]の内側にある小さなふくらみ(=[[乳頭]])のことで、十二指腸に[[膵液]]や[[胆汁]]が流れ込む管の接続部になっている。2つあって、それぞれ[[大十二指腸乳頭]](別名 [[ファーター乳頭]])と[[小十二指腸乳頭]]と呼ばれる。 どちらも十二指腸の下行部(「コ」の形の縦の部分)にあり、上に小十二指腸乳頭、下に大十二指腸乳頭が並んでいる。大十二指腸乳頭につながっている管は[[主膵管]]と[[総胆管]]がすぐ近くで合流したもの([[胆膵管膨大部]])で、小十二指腸乳頭につながっている管は[[副膵管]]。大十二指腸乳頭のほうがずっと大きくて、高さ数mmぐらいのふくらみ。大十二指腸乳頭では、内部を通る管を囲むように[[平滑筋]]([[オッディの括約筋]]=胆膵管膨大部括約筋)が発達している。[[膵臓]]の副膵管が主膵管と合流することもよくあって、この場合、小十二指腸乳頭はない。