十二指腸乳頭

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

 十二指腸乳頭(じゅうにしちょうにゅうとう)とは、十二指腸の内側にある小さなふくらみ(=乳頭)のことで、十二指腸に膵液胆汁が流れ込む管の接続部になっている。2つあって、それぞれ大十二指腸乳頭(別名 ファーター乳頭)と小十二指腸乳頭と呼ばれる。

 どちらも十二指腸の下行部(「コ」の形の縦の部分)にあり、上に小十二指腸乳頭、下に大十二指腸乳頭が並んでいる。大十二指腸乳頭につながっている管は主膵管総胆管がすぐ近くで合流したもの(胆膵管膨大部)で、小十二指腸乳頭につながっている管は副膵管。大十二指腸乳頭のほうがずっと大きくて、高さ数mmぐらいのふくらみ。大十二指腸乳頭では、内部を通る管を囲むように平滑筋オッディの括約筋=胆膵管膨大部括約筋)が発達している。膵臓の副膵管が主膵管と合流することもよくあって、この場合、小十二指腸乳頭はない。

 
 

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