小陰唇 のバックアップソース(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- バックアップ を表示
- 小陰唇 へ行く。
- 1 (2012-01-04 (水) 18:53:43)
- 2 (2012-12-06 (木) 20:55:40)
''小陰唇''とは、女性の[[外部生殖器]]([[外性器]])のひとつで、[[腟口]]の左右に張り出して前後にのびる[[ひだ]]。左右の小陰唇は前後で合わさってつながり、[[腟口]]の周囲を囲んでいる。 小陰唇に囲まれたくぼみの部分を[[腟前庭]]という。腟前庭には、腟口のほかに[[外尿道口]]([[尿]]の出口)や[[大前庭腺]](バルトリン腺)の導管の開口部がある。小陰唇の前端で左右の小陰唇が合わさるところには、[[陰核]]がある。小陰唇は[[陰核包皮]]につながり、[[陰核亀頭]]を包む。 小陰唇の外側にある[[大陰唇]]が普通の[[皮膚]]に覆われ、外面には[[毛]]([[陰毛]])も生えているのと違って、小陰唇は皮膚よりも[[粘膜]]に近い。表面は[[角質化]]の弱い[[上皮]]におおわれ、陰毛は生えない。小陰唇には、[[感覚性]]の[[神経]]が豊富で、その末端は、[[マイスナー小体]]や[[ファーターパチニ小体]]などの[[感覚受容器]]になっている。