底屈 のバックアップソース(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2008-08-26 (火) 01:24:01)
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''底屈''とは、[[足首]]や、[[足]]の[[指]]の付け根や途中の[[関節]]の動きの向きについて説明する言葉で、それぞれの関節を、足の裏(=[[足底]])の方向に折り曲げる運動の向きのこと。 |3|2|||c |>|~言語|~表記|~発音、読み方| |日本語|医学|底屈|ていくつ| |>|英語|plantar flexion|プ''ラ''ンター・フ''レ''クション| 具体的には、 - 足首の運動では、つま先立ちするときのように、[[足]](=足首から先)を[[下腿]](=すね)からまっすぐにする運動を指す - 足の指の付け根(=[[中足指節関節]])や指の途中の関節(=[[指節間関節]])では、足指を足底の側に折り曲げる運動を指す 底屈と反対の向きの動きを[[背屈]]という。ちなみに、[[手]]([[手首]]、[[手指]])については、底屈は使わず、手のひら(=[[手掌]])側に曲げることを[[掌屈]](しょうくつ)という。 底屈は、本来、みなその関節の「[[屈曲]]」の動きと定義されているので、屈曲と呼んでもよい。しかし、たとえば[[足首]]の場合、足の裏側に曲げる運動で、すね([[下腿]])と足はまっすぐになるので、感覚的にはこちらが[[伸展]]の運動で、足の甲(=[[足背]])を上げる(反らす)運動が屈曲のように感じてしまう。そこで、足首の運動は「屈曲」と「伸展」の他に、足底の側に曲げる=「底屈」と、足背の側に曲げる=「背屈」という名前で呼んでもいいことになっている。 > カテゴリー: [[運動>category/運動]] | [[方向>category/方向]] | [[下肢>category/下肢]] | [[足>category/足]]