弾性線維 のバックアップ差分(No.2)
『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~
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- 1 (2017-02-06 (月) 16:11:32)
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''弾性線維''(elastic fiber)は、弾力性が強く、引っ張られると長さが1.5倍にのびるが、引っ張る力がなくなると元に戻る。弾性線維とは、[[結合組織]]にある[[線維]]のひとつで、[[コラーゲン線維]]よりも弾力性が非常に強いのが特徴。体内では弾力性の必要な箇所に多く存在し、たとえば、[[血管]](とくに[[動脈]]の[[中膜]])、[[気道]](とくに[[声帯]]や[[肺胞]])、[[皮膚]](とくに[[真皮]]や[[皮下組織]])などに多い。また、弾性線維をたくさん含むタイプのとくに弾力性のある[[軟骨]](=[[弾性軟骨]])などもある。弾性線維の主成分は[[エラスチン]]という[[タンパク質]]なので[[エラスチン線維]]ともいう。また、肉眼で見ると黄色っぽい色をしているので、[[黄色線維]]ともいう。 ''弾性線維''(elastic fiber)とは、[[結合組織]]にある[[線維]]のひとつで、[[コラーゲン線維]]よりも弾力性が非常に強いのが特徴。弾性線維は引っ張られると長さが1.5倍にのびるが、引っ張る力がなくなると元に戻る。体内では弾力性の必要な箇所に多く存在し、たとえば、[[血管]](とくに[[動脈]]の[[中膜]])、[[気道]](とくに[[声帯]]や[[肺胞]])、[[皮膚]](とくに[[真皮]]や[[皮下組織]])などに多い。また、弾性線維をたくさん含むタイプのとくに弾力性のある[[軟骨]](=[[弾性軟骨]])などもある。弾性線維の主成分は[[エラスチン]]という[[タンパク質]]なので[[エラスチン線維]]ともいう。また、肉眼で見ると黄色っぽい色をしているので、[[黄色線維]]ともいう。